建築に伴ういろいろなこと(1)

ローンや法律、しきたりなど、いろいろなうんちくについてまとめたページです。

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火災保険

2005/09/09(Fri) 16:27
今宮崎には大手火災保険会社の調査員が全国から集まってきています(宮崎だけではありませんが)
おわかりのとおり今回の台風の被害を見て各契約者に対して支払う保険金額の査定などを行うためです。
家を新築するときは高い保険料にもったいない思いをするものですが、こんな時はありがたく思ってしまいますよね。
でも今更ですが、保険もいろいろということを知っておいて下さい。
免責額、支払い対象になる被害要因、支払い率、それぞれが保険会社や契約内容によって違います。
例えば風でガラスが割れたり外壁が割れたりしたことについては出るけど、水に浸かった被害については出なかったり、20万円未満の被害については出なかったり(それぞれ契約内容によっては)ということもあるわけです。
ちなみに火災の時も同様です。全焼した場合でも契約金額が「再調達価額」ならいいのですが「時価」だったら再度建築できる金額は出ません。
その他いろいろありますので、これから建てる方ももう建てられた方も契約内容を改めてご確認されることをお勧めします。

火災保険その2

2005/09/20(Tue) 23:51
今回は風水害ではなくて火災のお話。保険の適用される範囲や条件などは、前回も申し述べましたように保険会社によって、また契約内容によって違いますのでこれも一般的な話としてご理解頂きたいのですが。
家が燃えたら保険金が出る。まあ単純にいえばそうなのですが、例えばよく言う「全焼」の場合、満額出ます。当たり前ですけど。でもそうでない場合は満額は出ないのです。その割合を査定して程度に応じた額が出るわけですが、現実的には「それじゃあたりんやろ」というケースがほとんどです。
だからよく言われるのは「燃やすなら全部燃やしてしまったほうがいい」ということです。そうはいっても家の中には大事な物がいっぱいあるでしょうから「消防士さん、消さなくていいです!」ってことはないでしょうけど。
それにきれいに全焼(言葉はよくないですが)するのが自分の家だけならいいですが、問題はお隣に延焼した場合です。この場合火災元の保険は出ません。また、法的には被害が出た隣の家に対する保障義務も(基本的には)ないのです。ですから被害を受けた側からすると、自分で火災保険に入っていなければ泣き寝入りが必至なのです。また入っていても「もらい火」はだめということもあるそうです。火元の方がたまたま資産家で、さらに良心的であれば違うかもしれませんが、なかなかそうはいきませんよね。
火事は怖い!改めて心に留めて下さいね。

火災保険(その3)

2006/6/25(SUN) 01:56
その2がいつだったかというと去年の9月20日のことです。
奈良県の高校生男子が放火で母や兄弟を死なせてしまった事件ですが、何となく事件に対する世の反応としては、「酷い息子」というより「可愛そうな息子」という見方が大勢のような気がします。私もそうです。犯罪を肯定するわけでもないし、よくやったという事件でもないのは勿論ですが、「行き過ぎた教育姿勢」とか「裕福な家庭のねじれ」とかのイメージがそうさせるのでしょうか、いつの時も「子供は悪くない」というイメージなのでしょうか、とにかく彼をかわいそうだと思ってしまいます。
また、ある意味一番かわいそうなのは父親なのかもしれません。「何が間違っていたのか」才覚ある医師なのでしょうが、その答えは一生見つからないかもしれませんね。
という結論の出ないテーマは置いておいて、Yume-House的な話に移りますが、放火の場合火災保険がどうなるのかですが、当然掛けた本人が放火すれば(厳密にいえば「それが発覚すれば」)出るわけありません。
火災保険の保険金はだいたい「再調達価格」ですから、古くなった建物が燃えても、出る金額は「再建に要する金額」ですからかなりの額になります。結構これを狙った放火はあるんじゃないですかね。
火災が発生する中で、放火は原因の第1位だそうですが、その内何割かは保険金狙いの放火かもしれません。
平成16年の判例として、「保険会社が、保険を掛けている人が自身で放火したということを証明しない限りは保険金を支払わなくてはいけない」というものがありました。
殺人の完全犯罪は難しい(表現が不適切ですが)ですが、放火なら不可能でもない気がします。生命保険の詐欺のように大金がまるまる残るわけではありませんが(建てなくてはいけませんから)100万や200万は浮かせることができるでしょうから、困っている人は考えるかもしれませんね。
でも実際は近隣とのことや、人命に関わる事態になったりする危険もあるわけですから、大変なリスクを伴っていることになります。「未必の故意」ともいえることで、重大な犯罪者になってしまいます。だめですよ〜って、これから家を建てる方々を相手に話すことではなかったですね。でも実際放火の中にはこういう事実はあるそうなんで、参考までにと。
今回の事件のように、保険金取得の目的を持たない身内の人間が放火した場合はどうなるのでしょう?知ったからどうということもないですけどね。

正五九

2005/09/11(Sun) 11:41
「しょうごく」という言葉を聞かれたことがあると思います。引越しをしてはいけない(特に家を新築しての入居するとき)月とされています。
「しょう」は正月のことで1月、あとは五月と九月というわけです。
で、これは何故そうなのかというのには諸説があるのです。 1つは仏教の宗派の一つの大祭がまさに「正五九祭」としてありまして、その大イベントのある時に引越しなんかしている場合じゃない。というもの。
同じく神式の祭りもあるようです。日にちは違うそうですが。
また、それは実は旧暦なので実際は2月6月10月で、2月は旧正月、6月10月は農繁期だから、昔の引越しはみんなの手を借りてするものだったので、忙しい時にしたら顰蹙を買うというもの。
でも実際に建築のスケジュールからすると、その月に引越しをするのがベストというケースはよくあるわけで、その時の対処法があります。
家が完全に完成していなくても、前の月にお茶碗とかを置いて「お泊り」させるといいらしいのです。
ちなみに無視するとどうなるのか…。これもいろいろあるみたいですが、中には「山神様のたたりがある」という設も。何故いきなり山神様が登場するのかはわかりません。

土地の選び方

2005/09/24(Sat) 12:08
建築用地を選ぶ時、皆さんそれぞれの条件があると思います。学校に近いとか60坪は欲しいとか南道路がいいとか…。全てをクリアさせる土地はなかなか見つかりませんから、皆さんある程度妥協して決めることが多いと思います。
どういう条件を絶対とするかは個々のものとして、大事にしてほしいなと思うのは「感覚」と「想像」です。そこの土地に来た時の「気持ち」と将来どんな変化をしていくかという「イメージ」です。
理屈だけで土地を決めないほうがいいですよ。という話ですが、何故か?と聞かれると…。でも何となくわかりませんか?「理屈」の部分は私達が細かく把握、提案できますからまかせて頂けばいいのですが、感覚的なことはそれぞれ違いますからね。 どう思いますか皆さんは?

土地の選び方その2

2005/09/25(Sun) 16:32
土地をいくつか見ていくと、同じ広さでも広く感じる土地と逆に狭く感じる土地があります。
これは錯覚によるもので、勿論地型にもよりますが見る位置、目線の高さ、道路との高低差、周囲の建築物の有無、天候などによって見え方が違います。
どう見えるほうがいいという話ではありません。自分達の希望する面積に十分足りるのに、ちょっと見て狭いからだめだ、と切り捨てないようにということです。どのみち建物ができれば土地の広さの見え方はまた変わりますから。
測量図があるか縦横の寸法を知っていれば面積はすぐわかりますが、そうでない時の簡単な測り方を教えます。
側溝があればその溝蓋は50cm幅がほとんどなので何枚かを数えれば接道部分の寸法がわかります。同じくブロックが1個40cm、フェンスの支柱が2m(多くのものは)ですので、勝手に敷地に入ってスケールで測るのが難しい時は目安になると思います。

アパート林立

2005/12/09(FRI) 01:06
具体的にいうと大東建託、レオパレス、神崎建設の3社が目に付きますね。レオパレスは単身向けの住宅で、賃貸の契約形態も他と若干違います。まあこのあたりは当サイトとあまり関係ない部分ですが。でも、いい悪いについては言いませんがレオパレスの外観は何とかならないものでしょうか?何か捕虜収容所って感じしません?「そんなの関係ない」という人たちが住むのですからそれはそれでとやかく言うべきでないのは確かなのですが、「街の景観を著しく損ねている」のではないでしょうかね。
まあ散歩をしていると「損ねている」建物はいろいろ目に付きます。個性的なのはいいですけど「違和感」というものは人によって感じ方が違うのでしょうか?それともできてしまうまでわからなかったのでしょうか?両方あるかもしれませんね。後者を減らしていくのは私達の仕事だと認識しています。
さて、どんどんアパートが建って、宮崎の街もどんどん変わっていきます。それだけ住む人が増えているのかというと、人口の増加は比例していません。核家族化が都市部に遅れつつも進行していることはあるでしょう。でも「空室」が増えている事実はあると思います。土地を持っている人たちは大体が余裕で生活している方たちです。でもお金に厳しい方たちでもあると思います。家賃収入の減少が想定より早くやってくるということは考えていないのでしょうか?多分営業マンの力が上回っているのでしょうね。今の商業界はそれが当たり前ですが、怖いですよね。
で、ようやく本題ですが、家造り、というより土地探しをする中でけっこう皆さん「近くにアパートがあるか」ということをポイントの一つにあげられます。騒音とかごみ捨てとか日当りなど阻害要因の宝庫と考えるわけですね。
確かに毎日生活してくことを考えると、我慢できそうな事とそうでない事があるでしょうから、漠然と「アパート=ダメ」ということでなく、一つずつ阻害要因のポイントを確認していく必要があると思います。何故なら我慢できる範囲内であれば、その土地は多分他の物件より安い価格設定がされているので買い易いからです。
チェックするポイントは、目に付く所以外では「古いアパートの場合は住民チェック」が必要、あまり出入りがありませんからね、問題有りの人が今住んでなければOKでしょう。新しいアパートで気をつけるのは「目線の高さ」です。かなり高めに建ててあるところが多いでしょうから、こちらが建てたとき、何がどの高さになるかで、うっとうしさが違いますので。
あとは今建っているわけではないけど将来建ったら…という場合、つまり隣地に相当な広さの空き地がある場合ですが、まずはその土地の「用途地域」というものが都市計画法で決まっていますので、建物の高さについてはそれで限度を知ることができます。それに調べれば地主さんが誰かはわかりますので、将来の土地利用の構想を聞かせてもらえるかもしれません。絶対的なものではないですけど。
土地探しのポイントは他にもいろいろあります。私達がお手伝いする時はそういう項目を細かくチェックしますから、よかったらご利用下さいね。

所有権

2005/09/10(Sat) 22:04
日本にある全ての(おそらく)土地は所轄の法務局にその所有者や地目(宅地とか田とか山林とか)地籍(土地の面積)などを記した「登記簿」を置き、管理されています。
土地を購入して家を建てる時は、元の地主さんから購入した人への「所有権移転登記」をして法務局に届出をするわけです。
まあそれはいいとして、皆さん所有権、つまりその土地についての所有者の権利はどこまであると思いますか?と聞くと意味がわからないですよね。
水平面は公図や測量図に基く隣地境界線までがその範囲だということはわかりますが、空中と地下は?という話です。
答えは「権利はどこまでも、でも実質的には…」という感じです。
ごめんなさい正確に調べきれていないのですが、人の土地の地下深くであっても公共性のある例えば地下鉄などを通すことは認められているそうです。でもその際に既存の井戸などに影響があれば補償の義務はあるそうです。
以前は賃借料の支払い義務もあったみたいですが、今は変わっているらしいです。(らしいですが)
ちなみに今回の断水、井戸があるお宅はいいなあ、と思ったとこから考えたテーマです。どなたか詳しい方いらっしゃいます?

地価

2005/09/21(Wed) 09:33
昨日国土交通省から7月1日時点の基準地価が発表されました。
都市部では15年ぶりに上昇に転じた所もあったそうですが、地方ではまだ下がっている所もあるみたいです。でも概ね下げ止まりの傾向が見えてきたということで、土地を購入予定で価格重視の方は今が買い時かもしれません。
というように全体的な傾向を見る上では「基準地価」は有効ですが、実際の売買には大して役には立ちません。売り手買い手で立場が違いますから、いくら買い手が「基準地価より全然高いじゃないか!もっと安くしてくれよー」と言ったところで「じゃあいいよ別にあんたに売らなくたっていいんだから」と言われれば終わりだからです。
少しずつ秋の気配が感じられるようになり、土地探しにもいい季節になっていきます。どうですか?ご一緒に…。

2005/10/03(Mon) 11:41
光と同じように難しいけど重要なのが音についてです。外からの遮音ということでなく、屋内の音の反響についての話です。
最近はオープンスペースやリビング階段で、家の中の仕切りが少ない所が多いと思いますが、親が子供さんを見る上ではいいでしょうけど、静かに落ち着く空間が作りにくいということも言えます。
どちらがいいということは言えませんのでその点は触れないとして、音の反響は室内に置く物によってかなり変化します。わかりやすいのは新築して家具を何も入れていない状態ではかなり音が響きますが、いろいろ物を置くとさほどでもありません。
ということで、ちょっと家の中の音が気になる時は、何か壁に掛けたり床に敷いたりすると結構落ち着きます。
建築計画中はなかなか音のことまで気がまわりませんが、2階建ての場合は2階の音の響き方については検証しておいたほうがいいかもしれませんね。

雪の音

2005/10/01(Sat) 03:49
もう10月ですが、相変わらずつくつく法師の大合唱が夕方遅くまで鳴り止みません。やっと静かになると今度はこおろぎの番です。
と、若干季節感がめちゃくちゃではありますが、自然の音はいいものです。
高気密のみならず防音性も高めていくと、そういう音も耳に入らなくなって寂しいですね。いい季節だけ窓を開けておけばいいのか…。冬は風の音くらいだから閉め切っていても、ああ鳥の声もありましたね。雪の音とか。
宮崎では聞こえませんが「雪の音」って知ってますか?といっても私が勝手につけた名前ですが。 別に雪の降る音ではなくて、雪の深い地方に住んでいる人はわかるというか当たり前なんですけど、雪が積もると音が反響しにくくなるので静かになるんです。日常に溢れている音が雪に吸い込まれてしまうのですね。音の無い音…。朝起きると窓の外を見なくても「雪の音」が聞こえるので積もっているのがわかるわけです。

2005/10/02(Sun) 11:10
建築計画を立てる中で、こだわりたい人はいろいろな角度から建物のプランについて考えます。外観のデザイン、色、柄、質感、屋内のデザイン、間取り、雰囲気、素材感、利便性、その他いろいろ…。
構造的なことはプロにまかせるとして、あと重要なことの一つに「光」のことがあります。
光量計算に基いて適正にコーディネートしたり、座る位置やTVに反射することなどを想定して不具合のないよう考えていきます。ここもプロの手助けが必要でしょうけど…。あと勿論バランスや雰囲気も大事ですよね。
光について難しいのは自然光と電灯があるということで、太陽は光量も位置も変わりますから想定が大変です。それと電灯についても「明るければいい」ということはありませんので、特にリビングやトイレなどはよく考えましょう。それに食卓灯については光色も大事ですね、電灯によって料理の色が変わりますから。
照明器具のデザインだけでなく、それらのことも考えていくとさらに充実した家づくりができますよ。もっとも「そこまで考える余裕がないよ!」という方がほとんどだと思いますが。

光その2

2006/4/7(FRI) 10:44
その2といっても1はだいぶ前だったと思います。
今朝、珍しく早起きして(8時を早起きというかはともかく)テレビを見ていたら、NHKのニュースの中のコーナーで、採光の難しい住居の最近の対処法みたいなことを取り上げていました。
いくつかの例が紹介されていましたが、1番最初のを聞き逃してしまったんですよね。太陽光を何らかの方法で取り入れて、暗い室内を明るくするというものだったと思うのですが、しかも数十万円ぐらいの費用でできるということだったはずです。
2つめは屋上で太陽光を集め、光ファイバーで室内まで取り込むシステムでしたが150万円くらいかかるということで、これでは厳しいですね。
というわけで、全然役に立たない内容になってしまいそうですが、本音を言えば明るい部屋や暗い部屋があってもいいじゃない。というのが私の考えです。
太陽の光は何かエネルギーの源という感じで、人間には欠かせないもののように思います。でも昼間しか太陽は出ていないわけですし、昼間なら外に出れば光を浴びることはできるわけです。
欲しがっていた太陽の光も、直接室内に入れば眩しすぎてレースのカーテンを閉めるわけで、だったらそこまで拘る必要もないのでは?と思うんですよね。
うーん。でもそれだけではないかもしれないですね。現実的にどうかも重要ですが「イメージ」がどうかの方が人間にとって大事なのかもしれません。いよいよ内容の無いコラムになってしまいました。
でもまあ宮崎は空が広いですから、そんなに深く考えなくても光を手に入れるのはそんなに難しくないですね。

防犯その1

2005/10/05(Wed) 12:00
近頃ホームセキュリティーという言葉がよく聞かれます。警察に頼らず自らで自分や家族を守ろうということなのでしょうか。
防犯と一口に言ってもどういう犯罪に対するものなのかによって対処方法は違います。今日は空き巣狙いについて。
お金に余裕があれば当サイトのリンクページにもある「セコム」さんのようなところを利用する方法があります。そもそも私がどうこう言うよりプロに任せる方がいいかもしれませんよね。
「セコム」さんのステッカーだけでも効果があるようですが、アレを無断で使用すると損害賠償を請求されたりしますから、偽造したりどこかのを剥がしてつかったりしないように、ってそんな人いないでしょうが。
建築計画をする段階で考えられることがあります。
まず浸入そのものを完全に防ぐのは難しいので、侵入者の心理を考え、「あやしく」浸入しようとするところを近所の人に見られやすいようにすることです。プライバシーを重視しすぎて塀や生垣を高くしてしまうと、敷地にさえ入ってしまえば後はやりたい放題です。オープンの方がいいということです。
でもどの面も(方角)オープンにすることはできないでしょうから、そうでない面についてはサッシなどの防犯措置が必要です。2重3重ロック、防犯ガラス、面格子、カメラ(ダミー含む)その他…。ロック以外はそれなりに費用がかかりますが、簡単で効果的なのが「防犯設備作動中」などの張り紙だそうです。見た目はともかく…。
「うちはお金がありません」ってのもいいかもしれませんがどうでしょう?

防犯その2

2005/10/06(Thu) 11:49
今日は対変質者の話です。相手が特定できる場合(ストーカーなど)は警察に相談したほうがいいですが。
下着ドロ、覗きについても一応警察に行くほうがいいと思います。1回ぐらいの通報で動いてくれるかどうかは疑問ですが、重なればパトロール強化してくれるかもしれません。
下着ドロは、多くの女性はいようといまいと警戒されているでしょうから、無防備に1階に干したりしている人は少ないと思いますが、少なくとも夜間に1階に干したり、昼間でも死角になるようなところに干すのは止めたほうがいいですね。
ただよく室内に干す方がいらっしゃると思いますが、乾燥システムを使える部屋でなければ建物のためには止めたほうがいいですよ。湿気で家が傷みますので。
覗きについては、水周りが中心だと思いますが、脱衣、入浴中は窓の鍵かけは必須ですね。よしずやすだれ、ブラインドだけでは危険です。
あと覗きではないですが「見えてしまう」窓(道路に面しているところなど)ですが、通常浴室などのサッシは不透明のガラスを使用します。でもあれだけですとシルエットがわかってしまいます。平気なひとはいいですけど。でもブラインドはカビや汚れの掃除が大変ですしね。よく面格子にすだれをはさんでいるお宅を見ますが、見た目はともかく効果的ではあります。
あと最近ではペアガラスの中にブラインドが組み込まれたサッシも出ています。あれはいいですね、汚れる心配もなさそうですし。
ちなみに、市内某団地の自警団に入っておられる方の話によると、下着ドロや空き巣ねらいはかなり頻繁に出没、しかも多数の人間がいるそうです。隙を見せるともっと大きな犯罪に発展する危険があります(たまたま遭遇して犯人が開き直って…とか)ので、注意しましょう。

また防犯

2005/10/26(Wed) 00:04
今朝NHKで「セキュリティタウン」なる特集みたいのをやっていました。最初から最後まで見たわけではないのですが、とりあえず見たのは、ある会社の分譲地のことで、確かその地域内の公園や道路などにライブカメラが設置されていて、各戸でパソコンからその映像がいつでも見れ、カメラも方向など操作できるというものでした。つまり子供が一人で公園に行ったときに様子を家からみることができるというわけです。あと警備員が常勤でその地域の巡回をしているということでした。それから別の所では、一般的なセキュリティシステムを分譲地全体で導入していて(侵入者のセンサーによる報知など)それに加えその分譲地の周りを1.5mのフェンスで囲み、外部からの出入り口は1箇所だけにするというものでした。
そこで思ったのは「ここまでしないといけない時代になったのか…」ということと「これだけでカバーできるのか?」ということです。
あの手この手の販売戦略というのは言われなくてもわかっているのですが、それに飛びつく消費者がいるわけですからニーズはあるわけです。
まあそれはいいとしても、私が危険だと思うのは、防犯強化も犯罪の防止どころか助長につながることもあるのではないかということです。犯罪者の種類によってはですね。それも危険な種類の犯罪者の…。あ、明日になってしまった。

子供を守る家

2005/12/06(TUE) 20:20
悲惨な事件が相次いでいる昨今ですが、子供を犯罪から守るには本当にどうしたらいいのでしょうか?今に始まったことではありませんが、いろいろなところでこの問題について議論がされています。いろいろ書きたいですがそれだけで1サイトできてしまいそうなのでやめておきます。
家造りにおける防犯は今までも何回か取り上げていますが、今回は子供の安全に絞って考えてみます。
でも残念ながら「事件」については家庭レベルで効果的な対策を講じるのは難しいですよね。あきらめるわけにはいきませんし、できるかぎりのことはするべきですが…。それはそれとしても私は、「もっと事故の対策を!」と言いたいです。特に交通事故対策をですね。
家造りと自動車事故とどういう関係があるのか、と思われるでしょうが、これが大有りなんですねえ。ポイントは「街の一部としての家」と「道路にどのように接しているか」の2つです。
まず「街の一部」というのは、自動車が走るということを主体に考えた場合建物は「障害物」でしかないということです。特に曲がり角の家は敷地の中における建物の位置によっては「見通しの悪い交差点」(よく事故の話で耳にしますよね)を作ってしまうことになるのです。ただ当然仕方ない状況はあるでしょうし、見通しが悪い=危険というわけではありません。
危険なのは「危険そうに見えない」状態を作ってしまうことです。いかにも子供が飛び出してきそうな所はドライバーは徐行しますから割と安全なのですが、宮崎市内でも新しい団地内交差点の多くは「一時停止」標識がありません。住民はともかく外部の人間は、見ているとかなりのスピードで小さな交差点を通過しているようです。これは車両どうしにもいえるでしょうけどね。
対策は、車側に対しては危険告知しかありませんが、これは道路を細工したり、標識や案内が必要ですからその方面に頼まないといけません。それが可能ならするに越したことはありません。
人間つまり子供側には「危険な交差点」をもっと認識させることが重要だと思います。大人の目で歩いてみれば「それ」はわかるはずです。「曲がり角は一旦停まって右左見ないとダメよ!」では、遊びなど他の事に気が行っている子供には効果ないですから、たまには子供と一緒に歩いて「この交差点はね、車が停まらないから、あなたが停まらないとぶつかって死んじゃうのよ!」て感じで「怖い」という意識を植えつけること、そしてできるだけ何度もそれをすることが効果的なようです。「車は危ないのよ」を繰り返すだけでは「わかってるって」と余計に危険なことになりかねません。
あと「道路との接し方」というのは、子供が自分の家を出入りする際のことです。家を出た時道路がよく見通せるのが理想的ですが、注意したいのは大人と子供は目線の高さが違うということです。幼児などは目を離さないのが当たり前ですから論外ですが、その時期を過ぎてからは「見通せない」環境では、門周りの樹木などがあればあまりうっそうとしないように剪定しましょう。最近の車はエンジンの音も静かですから危険度は上がっているという認識も必要です。それから造り方によっては「車庫」も危険な場所になります。死角もできやすいですし、自分の子だけでなく近所の子が隠れているかもしれません。安全を重視するのならブロックで囲ったようなものよりオープンなタイプの方がいいと思います。周囲の状況によりますけどね。
というわけで、まずは身近なところから始めましょう!という話でした。事件でも事故でもわが子を失う悲しみは耐えがたいこと変わりないでしょうからね。

上棟その1

2005/10/15(Sat)10:53
今日は山下邸の上棟です。台風なのか前線がかかっているのか朝から雨です。でも止んでくれるでしょう…。
せんぐ蒔きには雨はじゃまですが、工事的には問題ありません。柱や梁他骨組みは濡れますが、一度乾燥させているので材料の奥まで水が浸入していく心配もありません。大工さんは大変ですが、雨は「フリコミ」といって縁起のいいものでもあります。 これがツーバイフォーなど木質系のパネル工法だと雨は避けたいところです。だから悪いということではないですけどね。
どんな上棟式になるのか、「山下さん」のページも見て下さい。

上棟その2

005/10/16(Sun) 18:48
上棟式という簡単な神事をしますが、一番のメインイベントは「せんぐ蒔き」でしょう。紅白のお餅やお菓子、そしてお金も混ざっていたり…。
元々は屋根の上から蒔くものでしたが、安全を考慮して、最近は2階の足場とかバルコニーから蒔くことが多いようです。
ちなみに上に上がって蒔くのは棟梁(大工の親方)やお施主さんなどですが、奇数の人数というのが決まりごとだそうです。あと「女性」は上がれません。男女差別だという声が聞かれそうですが、「家の神様」が女だそうで、女性が上がると嫉妬するからということです。山下さんの奥様も上がりたかったみたいでしたが断念されました。
ちなみに今回の上棟式、大盛況でした。建図のスタッフの方々も溜まった雨水を抜き取ったり、ご苦労様でした。でも皆さんいいひと時を過ごすことができてよかったです。

シロアリ

2005/10/20(Thu) 12:42
山下さんの上棟の日、待っている間子供達が私の車の中で遊んでいたのですが、エンジンを切っていたので窓を開けていたら、少なくとも4匹の蟻が侵入してきました。
もう何日もたつのにまだ元気に走り回っています。家に帰れないのは気の毒ですが、こっちも運転中に気になって仕方ありません。
ところで住宅で蟻といえばシロアリです。最近ではどの会社でも防蟻シートや薬剤注入された土台を使ってきちんと対策をとっているようですね。
でもそこで思うのは「何年もつのだろう」ということと「人間に無害なのだろうか」ということです。いずれも保証期間が設けてあったり、使用薬剤の表示で厚生省の禁止指定品でないことが明らかだったりで、一応安心なのですが、問題は年数が経過してからです。
あいかわらず悪徳業者はいるみたいで、不用意に契約をしないように注意しましょう。もっともどこを信用したらいいのか難しいですけどね。あの某大手の会社も、今は知りませんが以前はそうとう悪徳な商売をしていましたから。
正確な知識をここで伝えるのは困難ですが、いくつかポイントを…。湿気がないと安心できるとは限らない。鉄骨だから安心とはいえない。シロアリにも種類によっていろいろな性質の違いがある。などで、疑えばきりがないですが、とりあえず業者の言葉を鵜呑みにせず、第3者的な立場の人の発する情報を確認してみましょう。

住宅ローンその1

2005/10/21(Fri) 23:14
そもそも借り入れができるのか、という不安をお抱えの方も多いと思います。そこをクリアできなければ計画は進みませんし、後回しにしてNGだった場合苦労が水の泡になってしまいます。
ですから、現在クレジットやキャッシングなど金融機関を通じての借り入れがある方、過去に延滞などがあった方、最近転職された方、収入が不安定な方、契約社員や派遣社員の方、その他多少なりとも不安がある方はご相談下さい。
前述に該当する方が融資困難というわけではありませんので誤解のないように。それを原因としてNGになる場合があるというだけですから。
直接銀行に相談してもいいのですが、各行で審査基準が違うのと、あらいざらい手の内を明かしてOkになるはずの内容がNGということもありますので、まず私達にご相談頂いた方がOKの可能性は高いと思います。
ちなみに消費者金融に借り入れがある等、多重債務でお悩みの方、いろいろいい方法をお教えしますよ。そっちの方も実は詳しかったりするのですが、そちらは料金は頂きませんのでご安心を。悪質な業者に引っ掛かり地獄を見る前に、気軽にご相談くださいな。

住宅ローンその2

2005/10/22(Sat) 23:58
今日はいくら借り入れができるのかという話です。 これは銀行によっても、各住宅ローンの商品によっても、そして借り入れをする方の状況によっても違います。
元になるのは本人の所得金額、合算できる場合は配偶者や親子の所得金額、その他の借り入れ状況、購入物件の価額などです。どんなに高額の所得であっても必要以上の借り入れは原則できません。
ただその「原則」がどの程度まで、というのは結構重要であったりします。まあこのあたりは「要相談」ということでしょうか。あ、銀行に相談しちゃだめですよ。
借り入れ可能額の目安は、動き始めたばかりの方は皆さん知りたいところだと思います。35年返済でしたら、極めてざっとした計算ですが税込み年収÷12×25÷0.3で出ます。例えば年収300万円なら答えは約2080万円になります。
実際には金利、負担率などで大きく左右されますので、この結果で期待も落胆もしないで下さいね。まずは気軽にご相談下さい。

住宅ローンその3

2005/10/23(Sun) 22:42
一昔前というか5年位前までは、住宅ローンといえば住宅金融公庫でした。現在もまだありますが、だいぶ規模も縮小され、「フラット35」なる新しいタイプの商品も扱っています。
先にも述べましたが、どの会社のどの商品を使うのかは、人それぞれの状況や考え方によって違いますのでどれがいいとは言えません。もう少し具体的にいうと借り入れ希望額、自己資金準備額、金利に影響する経済動向の読み方、初期費用(保証料、保険料、手数料など)審査基準(返済能力重視か担保評価重視かなど)、その他、大まかにいえば「借りやすさ」か「お得」かというところで選ぶわけです。
今は銀行系だけでなく、外資系の金融機関などの商品もいろいろあって、どれがいいのか皆さん迷われることと思います。ただ、建築費の算出を含めてですが、住宅ローンについては独自で動かず、必ず住宅会社と相談しながら話を進めましょう。資金が実行(実際にお金を貸し出してくれる)されるタイミングが、住宅会社によっては「遅すぎて困る」ということもありますので。
ちなみに外資系のいくつかの商品を見ると、金利や手数料など、トータルで見て従来の銀行系住宅ローンよりお得な感じではあるようです。ただ地元でないため保全措置もいろいろとられていて、先述の実行のタイミングは一括完成後で、しかも土地を含めたローンでも建物完成後しか出ないため、土地購入の方は現金を一時的に準備するか、「つなぎ融資」をどこかで受けなければいけないというものがあるようです。いつも言いますが、だからダメだということではありませんのであしからず。
ところで急に寒くなってきましたね。早速風邪をひいてしまいました。皆さんお気をつけて。

住宅ローンその4

2005/10/24(Mon) 15:46
暗い話ですが、もし払えなくなったら…ですが、貸す側からするとそんなことがあっては困りますからちゃんと保全措置がとられています。それなら最初から審査なんかいらないじゃないか、とも思いますが、それはそれで回収するための労力やリスクがありますから、債務者が破綻しないにこしたことはないわけです。
いわゆる「保証」というものですが、一般的に住宅ローンの契約で保証人をつけることはありません。あまりに高額なので、付けても意味がないからです。2000万円も3000万円もすぐに出せる人なんて、いればその人から借りた方がましですよね。
ただ、土地を借りて家を建てる場合、地主が連帯保証人になることはあります。ここで大きなポイントですが、保証人にも種類があります。普通の保証人と連帯保証人、それから連帯債務者というのもあります。それぞれ何かの際に負うべき責任の範囲が違います。まあ通常の建築の流れでこのあたりの心配をする場面はめったにありませんけどね。
銀行系の住宅ローンはほとんど保証人を付けないかわりに保証会社に「保証料」を払ってよしとします。ともすれば有事の際は保証会社が債務を負ってくれると思いたいですが、実際には一時的な弁済に過ぎずあまり意味はありません。そんなもんだ、と思うしかないわけですね。
そして最後は土地と家を取られてしまうわけです。
無理の無い計画を立てましょうってサラ金のCMみたいですね。

宗教的イベントその1

2005/10/27(Thu) 00:12
キリスト教の教会などの建築物や仏教の寺院などの建築物の話ではありません。
建築の作業というか過程の中に、宗教的なイベントがいくつかあります。通常は神式の流れで「地鎮祭」や「上棟祭」は一般的です。
その2つともされない方や、どちらかだけされる方も最近増えています。やった方がいいとか悪いとかはありませんので、どちらでもかまわないと私は思いますが、基本的に信心深いのに、知識がなくてしないまま工事が終わり、後悔することになっては気の毒なので、「するとすれば」どんなことがあるのかを簡単に記したいと思います。
今回は古い家を解体して新しく建てる時の話です。
専門的なうんちくはその手のサイトを見て頂くとして、Yume-Houseはざっといきます。
いくつかポイントがありまして、1つは建物を壊すこと自体のお祓い、井戸をつぶす時のお祓い、神殿やいろいろな神様を動かす時のお祓いなどがあります。
なんでも「水神様」は一番こわいらしく、井戸などはできればつぶさないで「息抜き」などを作って生かしておいた方がいいそうです。ただどうこわいのかはわかりません。きっとすごい祟りが…。
まあいずれにしても心配な方は、とりあえず神主さんに相談されたらいいでしょう。来てもらってお祓いしてもらうのは大体1万円から2万円くらいでしょうか。

宗教的イベントその2

2005/10/27(Thu) 23:59
地鎮祭は以前も書きましたが、必ずしも神式だけとは限りません。私も二度くらい仏式の地鎮祭(といったか別の言い方だったか忘れましたが)に参列したことがあります。
仏式でも各宗派で違うのかどうかも知りませんが、こういう仕事をしている以上は、もう少し勉強しなければいけないのかなと考えています。
神式でも仏式でもそれぞれ流れは全然違いますが、厳かな空気の中、非日常的な時間が流れていきます。時々小さい子供や赤ちゃんの声で現実に引き戻されほっとします。
ただ、神主さんたちも人間で、多くの人が「通常の顔」つまり別の仕事を持っておられます。学校の先生、商店経営とかいろいろです。以前出ましたH高先生の時は、兄弟での建築(2軒)だったのですが、弟さんの勤務先の社長さんが神主さんでした。インテリアライフって知っている方も多いのでは?
職業もですが、その人のキャラも話してみるといろいろです。知っている中で一番俗的というからしくないのが恒久神社の神主さん。いいか悪いかはあれですけど…。一番流暢、というかわかりやすく丁寧な感じがするのが八坂神社の川越さん。何回もお世話になっています。
まあどこがいい悪いはないのと、基本的には建築地の地元の神社に頼むものだとも聞きます。

宗教的イベントその3

2005/10/28(Fri) 10:11
まだ地鎮祭が続きますが、具体的にどう振舞えばいいのかと聞かれます。当日聞けばいいやと思っていても、たいがい朝からするし、みんな慌しく動き回っているのでじっくり教えてもらう状況じゃない、というケースは多いと思います。冠婚葬祭のマナーと一緒ですね。
まず準備するもの、お酒、神事でお酒というと私は何故かやまたのおろちを思い浮かべてしまうんですよね。どういう話だったかすら覚えていないのですが、神話であることとお酒を飲む場面が印象的だということしかイメージにないのですが、あ、全然関係ない話でした。で、基本的に「清酒」です。私が日本酒を好きだから言うのではありませんよ。宮崎は焼酎でもいい、と聞いたことがありますが、本当かなあ?でも宮崎も神様とは古来からゆかりのある所だから神様が「ん〜焼酎でよい」と言ったのかもしれませんね。で、神様って?天皇?ま、いいとして皇室の方ってお酒が強そうな顔しておられますよね。今度ご結婚される紀宮様なんて、だんなは弱そうですけどご本人はお強いでしょう。何の根拠もありませんけど。

宗教的イベントその4

2005/10/29(Sat) 01:27
最近ネタが少なくなってきたので小出ししているように見えるでしょうが、その通りです。
ええと準備するものをまだお酒で止まっていたのでしたね。
次はお米、1合くらいあればいいでしょうかね、器は、他の物もそうですけど神主さんが準備されますので何でもいいです。ビニール袋でOKです。
お塩、普通の食塩でいいです。これもお米と同量くらいあればいいですね。
水、自分の普段使っている水がいいそうです。ミネラルウォーターを買う必要はありませんからね。量的には500mlのペットボトル1本あればいいでしょう。
魚、1匹、尾頭付きなら基本的になんでもいいそうですが、今まで見たうち95%くらい鯛でしたね。縁起物だからということでしょうか、神様もたまには鯵とか鮪とか(そりゃ無理か)鰻とか、食べたいのではないかと…。時々でっかい5000円くらいするのでは?というような鯛をお見かけしますが、もったいないというか、あれはほとんど神主さんが持っていかれますので、自分達の口には入りませんのでね。まあそれぞれ価値観が違いますからあれですけど。

宗教的イベントその5

2005/10/30(Sun) 23:13
神事といえば昨日今日と「神武様」でした。と言ったもののよく知りません。宮崎に来て15年くらいになりますが、未だに目撃したことがないのです。別にあえて避けているわけではないし、宗教はともかく祭り関係は基本的に好きなんですが、しゃんしゃん馬とかあの行列はTVのニュースでしか見たことありません。来年こそは…。てほどでもないか。
で、ええと次は野菜です。根のもの葉のものといいますね。種類の指定はありません。大根でもキャベツでも、アボガドでも加茂なすでも…。だいたい2、3種類、大皿に一盛になるくらいですね。
それから果物。これも種類は何でも、だいたいみかんとかバナナ、りんご、そんなのをよく見ますが、たまにはあけびとか、スターフルーツとかもいいですね。ドリアンはちょっとなんですけど・・・。

宗教的イベントその6

2005/10/31(Mon) 11:37
すみません引っ張っておりますが、次にいきます。 乾物。するめと昆布、それぞれ大きめのもの1枚でいいでしょう。普通にスーパーで売っている袋に入っているやつでOKです。 以上ですね。あとはお初穂料(宮崎では通常1万円)を紅白の熨斗袋に入れて神官さんに渡します。袋の上部に「お初穂」と書いて下部に施主の名前を記します。ちなみにたまに神社によっては1万円では…みたいなところもありますので、私達かビルダーさんに一応相談してみたらいいでしょう。
最後に流れを。神官さんの言っている言葉を理解するのはちょっと難しいので、まず最初に参列者がするのは「お清め」を受けることです。神官さんが少し言葉を発した後にこちらを振り返って何やら言ったら頭を下げます(30度くらいかな)すると「バサッバサッ」って感じでお祓いしてくれますので。頃合をみて頭を上げます。
しばらく何もせず話を聞いています。あ、長くなってきたのでまた明日…。

宗教的イベントその7

2005/11/01(Tue) 10:15
最初のお施主さんの出番は「四方祓い」です。土地の4隅を清めるのですが、神官さんの手伝いという感じで、しなくていいこともあります。
次の登場は「鍬入れ」です。しない場合もあります。まず神官さんから儀式用の鍬を受け取り軽くお辞儀、そして神殿に向かってまたお辞儀、それから予め作った砂の山に向かって「エイッエイッエイッ」と声を出し(照れずに)そのうち初めの2回は鍬を振るだけで、3回目に砂山に鍬を入れ、軽く掘り返します(ちょっと崩れる程度)そしてまた神殿にお辞儀をして神官に返します。
またしばらくしてですが「玉ぐし奉納」です。これは参列者の人数にもよりますが、基本的に全員します。神官さんから受け取ったら神殿の前に進み、「水平かつ時計回りに」枝を回し、根を向こうに向けて台の上に置きます。そして「2礼2拍手1礼」をします。2回お辞儀をして、パンパンと大きく拍手を2回して1回深くお辞儀をするわけです。ご主人、奥様、他のご家族、施工者…の順にしていきます。
もうしばらくすると終わりです。最後にお神酒で「直会」(なおらい)をします。全員に注いでから乾杯(飲んでも口をつける程度でもOK)です。神官さんが音頭をとってどんどん進んでしまう時と、「一言お願いします」と急にお施主さんに振られることもありますので一応心の準備を…。
これでやっと地鎮祭が終わりです。神社によっては「鎮物」(しずめもの)なるものを渡されますが、それは建物の下に埋めて土地、家屋をを護るものなので、その場で施工者に渡しましょう。後で埋めてくれますので。
この間30分くらいでしょうか、小さいお子さんなどは退屈な時間でしょう。赤ちゃんなどが泣かれても気になさらずに、内輪の集まりですからね。

宗教的イベントその8

2005/11/06(Sun) 23:00
地鎮祭が終わって1ヶ月もしないで今度は上棟祭です。これも地鎮祭同様、信仰する宗教によってやり方は違うようです。餅を蒔いたりすることの呼び名は全国で違うようです。宮崎では「せんぐ蒔き」が一般的ですね。
勿論するしないは自由です。やればお金がかかることですし、やってもやらなくても家の出来上がりは変わりませんから家族やご両親と話し合って決めたらいいでしょう。また一部だけする(式だけとか)方もおられますよ。
ちなみに宮崎でということでは、地鎮祭は90%以上の方がされますが(あくまで私の経験上ですが)上棟祭(上棟式やせんぐ蒔きを含む)は、そうですね70〜80%くらいでしょうか。 とりあえず「するとしたら」ということで、一般的な流れやポイントをご紹介していきます。
まずどういうタイミングでどういう日にするかですが、工事的には基礎工事が終わり養生期間(乾かし寝かしておく期間)を経て、土台(基礎の上に敷く柱状の木材)を敷いた翌々日あたりにするのが通例です。
暦的には大安や友引などで、工事もそれに合わせることが多いですね。うまく土日に重なればいいのですが工期に制限がある場合などは平日になってしまうこともあります。まあ何度もあることではないですから、たまにはお仕事を休まれてもいいのでは?

宗教的イベントその9

2005/11/08(Tue) 00:00
上棟で準備するものについてですが、「どこまでやるか」によります。式だけなのか、せんぐ蒔きをするのか、直会をするのかということです。
まず「式」は、地鎮祭のように神官さんを呼んで本格的にする時は同様のものをそろえますが、大抵は簡単に工務店が代行して行うことがほとんどです。その様式によって準備するものは違うので、その工務店に聞かれるのが確実でしょう。屋根の上でする場合で、地鎮祭と違うものでは「お刺身」を使うところもあります。あとは塩、米、水、酒程度が通例ですね。
せんぐ蒔きですが、お餅は自分達で(ご実家とかに頼んで)もちつきをして準備できればいいですが、なかなか大変です(紅白にわけたり個包装したり)のでお餅屋さんに頼む方が多いです。ただ地区によってはそういうことを手伝うのが当たり前、という所もありますので、お付き合いの事もありますからご両親に相談された方がいいですよ。で、お餅屋さんに頼む場合ですが、中にはセットでお菓子なども混ぜて準備してくれるところもありますし、そうでなくても「上棟用の」と言えばちゃんと個包装してくれますし、お金も入れてくれます。
量ですが、その地域によって、それから集まってきそうな人の数(特に子供達)によってですが5升から1斗(10升)くらいでしょうかね。決まりはありませんので相談して…。店に頼む場合は言わなくても大抵しますが、「棟餅」1個(大)「角餅」4個(中)を、その他(小)と別に用意します。それぞれ紅白のペアにしても、量が全体的に少なければ1個ずつ(小の分は紅白)でもいいみたいです。
あとお金をお餅の包みに混ぜたりします。入れなくてはいけないわけではありませんが、集まる人はこれが一番の楽しみだったりします。入れる場合は5円玉か50円玉を入れますが(ゴエンがありますようにと)総額は諸説あるみたいですが施主の歳の数ほど、30歳だったら3000円と入れるというようによく聞きます。
先日の山下さんの地鎮祭では「500円入ってた!」と大喜びの子供がいました。すごいですね。

宗教的イベントその10

2005/11/08(Tue) 14:45
準備の続きです。お餅といっしょにお菓子も一緒にまくのが一般的です。お餅の量とのバランスには勿論決まりはありませんが、お菓子を多めにした方が予算は抑えられます。ちなみにお餅は店に頼んだ場合いくらだったかな?確か1升2000円〜ぐらいだったと思います。お金を入れる場合は実費、あまりお金の枚数が多い場合は若干手数料がかかることもあります。
お菓子は何でもいいのですが、飴とか豆菓子など小さく個包装してあるものがいいですね。夏場のチョコレートは悲惨なことになるのでやめた方が…。
「直会」をする場合、要は飲み食いをする場合はその参加人数にもよりますが、ほとんど車で来ているので、お酒類は控える→盛り上がりに欠ける→やらない、という考え方が最近は多く、大工さんたちに折り詰めを渡して「お疲れ様でした〜」というパターンが主流でしょうか。以前は投光機まで持ち出して夜遅くまでということもありましたけどね。
でもご両親その他の「総意」でやる場合は、それはそれで…。もともとの意味合いとしては、「大工さん、今日はお疲れ様でした。これから竣工までよろしくお願いしますね」ということと、神事として、お神酒をかわす延長としてのことがあるみたいです。
飲み食いの内容はそれぞれのこととして、折を持たせてというのは、直会があってもなくてもあるようで、その内容も決まりはありませんが、一般的なのは折り詰め(お弁当屋さんや仕出し屋さんにいえばわかります)と焼酎2合ボトルをセットでというものです。大体時間的に「持つもの」で作ってくれますが、慣れないところに頼むと夏場に生ものが入っていることがありますので、それは確認しましょう。

宗教的イベントその11

2005/11/09(Wed) 20:02
上棟の流れとしては、まあケースバイケースで、天候や工程、工法によっても若干違いますが、一般的なものを…。
時間は夕方4時過ぎくらいからが多いでしょうか、ギャラリーの集まり具合を見ながら始まります。まずは式から、お施主さんと棟梁ほか工務店の人間だけ2階、あるいは屋根に上がってしますが、1階で身内の方や大工他関係者全員集めてすることもあります。式の次第は本当に各社いろいろな流れなので何ともいえません。でもまあ10分以内で終わる程度の簡単なものです。
式が終わると待ちに待った(ギャラリーが?)せんぐ蒔きです。最初に角餅を蒔きというより放り投げ、それからその他を蒔き始めます。「せんぐ〜」と大きな声を上げて蒔いていきます。高い所から蒔くのは爽快で、自分がえらくなったような錯覚にとらわれます。「下々の者達!」って感じで。
それが終わって各自が互いの収穫の確認も終え、家路につき始めたら直会の準備です。あるいは一言挨拶でもして折を渡して大工さんたちも帰ってもらいます。※飲んだら運転はダメですよ〜 再三言いますが、ここまで(飲み食いなど)やらなくてはいけないことはありません。ご両親や、工務店の担当者と相談して下さい。
あと棟梁他大工にいくらか包んだり(お金などを)という話を聞いたりもしますが、私達の立場でそんなことしなくていいですよ、とは言えませんが、今は昔のように大工が強い時代ではありませんので(弱いということでなくお互い様という立場関係だということです)必要以上のことは…と私は思います。

宗教的イベントその12

2005/11/10(Thu) 23:53
ようやくこのシリーズも最終回になりました。こだわる方にとってはこれでも不足でしょうが、まあこのくらいでいいかと…。
前回までの上棟についてですが、先週あるお客様から「知人の上棟に誘われたけど何か持っていくべきなのか?」という内容の質問を受けました。その方との関係によりますが、宮崎では焼酎の1升瓶を1〜3本という感じでしょうかね。近所なんかはいらないと思いますよ、お互い様って感じで。直会に参加するくらいの間柄であれば、そこで飲める缶ビールを1ケースとかでもいいのではないでしょうか。いずれにしても気持ちですから、こうしなくちゃというものはありません。
さて、家が完成すると「家移り(の儀)」があります。が、今まで一度も参加したことはないんですよね、引渡して後のことですから。でも意味としては神様への無事竣工のお礼と今後の家内平安のお願い的なもので、これは神官さんを呼ばれることが多いですね。といっても、聞いてみるとされない方がかなりいらっしゃるみたいですね。どうなんでしょう実際は、すみませんちょっと情報不足で。
あと新築祝いとかでおもと「万年青」(写真)をあげたりします。縁起のいいものだそうですが、宗教的な意味とは…?まあなんでもありの日本人ということで。
とこんなところでしょうか。地鎮祭のところで書き忘れたのですが、雨の時は「靴」には注意しましょう。男性の靴はまあともかく、パンプスなんかはどろんこで大変なことになってしまうことがあります。土質によりますし、気のきいた工務店だと何かしらの対策をとってくれますけど突発で仕方ないこともありますので。

2世帯住宅その1

2005/11/13(Sun) 21:57
住む人の構成はいろいろなパターンがありますし、また変化していくものでもあります。2世帯住宅は予算的にも割高ですし、いろいろ難しい部分もありますが、お互いが快適に生活していくための選択肢の一つであることは確かです。
そうしようという結論に至るまでの経緯はその家族によるでしょうし、それぞれの性格や考え方があることですからここでは述べないとして、2世帯住宅のメリットとデメリットを少し考えてみましょう。
まずは金額面からですが、これはどの立場からみてなのかによっても違いますが、例えば土地は親世代が今まで住んでいた家を壊してそこに建てる計画の場合、建物は子世代が、となれば子世代からすると土地建物の購入費用からすると抑えることができるでしょう。また親世代からしても、新たな出費をさほどすることなく家を新築できるわけですから悪い話ではないわけです。
では土地代は別として、建築費用は2世帯住宅とそうでないものと較べてどうなのかですが、同じ施工面積とした場合に2世帯の方が高くなるのは当然ですよね。あくまで目安ですが、50坪の2階建てで1階と2階で分けた場合の2世帯住宅と、そうでない住宅では、水周りを全て2セット入れたとして、200万円くらいの差が出るでしょう。でも仮にそれが2000万円と2200万円だとして、25坪の家を2軒建てるとすれば2600万円以上はかかるでしょうからそういう意味では割安といえます。
あと細かいところでは公庫の融資の枠が多少広がったり、光熱費がトータル的には割安だったりもありますしね。
ということで、初期的な考え方としては2世帯住宅はコスト面ではいいかな?…という感じです。
あとは生活上のメリットとしては、お互いの安心感や情報の共有などがあります。もっとも場合によってはストレスの方が上回ることも…?組み合わせによりますけどね。

2世帯住宅その2

2005/11/23(WED) 03:20
前回は2世帯住宅のメリットが中心でしたが、デメリットはどうでしょう。
まあ書くまでもなく、どうしようかと考えておられるような方はわかっておられると思いますが、2世代間のコミュニケーションに起因する諸問題がほとんどですね。2世帯住宅はいろいろ分けて建てているとしても、同じ建物に住んでいることに違いないわけですから、当然習慣の違いは表面化します。起きる時間、寝る時間、音、趣味、共有部分の掃除、お手入れ、ごみ、買い物、洗濯物、光熱費、子供、近所付き合い、来客、その他…。
誰と誰がどうだ、と限定しないまでも、いろいろ起こり得る要因がありますね。勿論「できた人」がそろっていれば何ということもない、大勢で楽しい家族なわけですけど。
そういう事と関係ない部分について、これは2世帯以外でもないわけではありませんが、時間の経過により各部屋の使い道が変化するということで、最初からこういうことを考えるのはあれなんですけど、親世代が亡くなったあとどうするか、ということです。「次の」2世帯までは時間がかなり開くでしょうし、孫世代が2世帯を希望するとは限りません。悪い言い方をすれば「つぶしがきかない」家だとも言えるでしょう。
ただ、ほとんどの人は「とりあえず今後しばらく」が重要でしょうし、2世帯の場合わりと楽な資金計画で建てるケースが多いでしょうから、「別に親が死んだらまた建替えるし」という方も少なくないのかもしれませんね。

音楽のある住まい

2005/12/22(THU) 00:28
歌がうまいとか楽器が演奏できるとかはともかくとして、音楽が嫌いという人は少ないような気がします。それがクラシックなのかポップスなのか演歌なのかはいろいろでしょうけど。
私は子供の頃、親に勉強しろということを言われたことはあまり記憶にないのですが、音楽とか美術とか文学とかについては、強要されたことは全くないですがよく接する機会を設けられました。
音楽については乳児の頃からだったのですが、「母と子の何とかかんとか」というLPレコードがあって、それを聞くと寝付くという赤ちゃんだったみたいですね。そういう記憶はあるんですけどなにせ乳児ですからね、後から作られた記憶なのでしょうか。トロイメライとかアヴェマリアとかノクターン(ショパンの)とかラブドリームなど10数曲あったと思いますが、それがきっかけではないでしょうけどよく小学生の頃からクラシックは聴いていました。
なんでこんな話を思いついたかというと、子供がちょっと前のドラクエをやっていて、なんとなくBGMのフレーズがベートーベンの第9の3楽章の一部を思い起こさせたものですから…。
第9は日本でもポピュラーなクラシック音楽の1つですが、私も大好きで今まで何10回聴いたかわかりませんが毎回泣いちゃうんです。同じところで。1番最初に泣いた日を実は覚えているのですが、小学5年生のある秋の深夜でした。
こんな話誰も聞きたくないのわかるんですけど、書きたいのですみません。
その日は「皆既月食」の日でこれは徹夜で観察しよう!と思い立って1人で起きてたんです。観察といっても想像できるでしょうけどただ見るだけで、しかもゆっくりですから結構退屈なんですね。何時ごろのことだったかははっきりと覚えていないんですけど、音を絞ってエッチなTV番組をこっそり見ていたのでかなり遅い時間だったと思います。
ただ皆寝静まってるので音を絞ってといっても何か家族に聞かれているような気がして、「ラジカセ」で第9をかけたわけなんです。なんという不純な第9の聴き方なんでしょうか…。我ながら情けないですが、まあ小学生の事ですのでお許しを。ところがです。いつの間にかTVより音楽のほうに引き込まれてしまったんですね。泣かされました。TDKのカセットテープに。
ここでようやく住宅関連の話になるのですが(ここまで読んでくれる方が何人おられるか疑問ですが)時々オーディオのセッティングにこだわりたいという方がおられます。スピーカーをあちこちに配置して、たくさんスイッチがついているコンポみたいのがあって…。で、配線をすっきりさせたいから先行配線をという希望や、音の反響を考えたり防音性能を考えたりという希望をおっしゃります。
が、配線は勿論可能ですが、いい音を一般住宅で望むのは無理です。相当の予算があってオーディオルームなりミニスタジオなりを造るのは可能ではありますが、まず地下室を造れる前提でないとちゃんとしたものは造れないと思います。ちなみに防音室は演奏の練習をしたりする目的で造るわけですが、音楽を聴くのには全く適していませんので、両方のニーズがある人は2部屋造らないといけません。ヘッドフォンで我慢するしかなさそうですね。
ところでみなさん家で音楽を聴く時間ってどのくらいあります?大人は車を運転しながら聴く時間がけっこうあると思うのですが、子供はそういう時間ないと思いませんか?まあ音楽なんて聴きたい時に聴けばいいというのもあるでしょうが、自分は親にそういう機会を多く作ってもらってありがたく思っていたので、自分の子にはそうしてないな…と。TVかゲーム。うーむ。

ライトアップ

2005/12/26(MON) 14:41
クリスマスも終わってライティング・デコレーションをされていたお宅は片付けをされていることでしょう。中には新年を迎えるあたりまでされている所もあるみたいですね。
毎年、そういうことをする側も見る側も楽しみにしている方は多いと思いますが、あれもセンスが出ますよね。中には住居地域には不似合いな、ともすれば呼び込みのおにいさんでも出てきそうなやつもありますし、逆に素敵でおしゃれなのも勿論あります。
数年前から、商業施設ではクリスマスやイベントに関わらず、夜間のライトアップをする所が増えてきました。ちゃんと専門の業者さんもおられます。そして最近では、一般住宅でもそういう部分に注目されるようになってきました。
電気代の心配はありますが、夜間帰宅する者にとって「我が家の灯り」は目にしてほっとする大事なイメージかもしれませんね。暗い住宅地などでは保安面の役割も果たしたりすることもあるでしょうし。
また、スポットライトやイルミネーションのような本格的な照明器具ばかりがライティングではありません。カーテン越しの室内の灯りも、夜間の住まいの重要な演出材料です。カーテンの色や生地の厚さは、そういう角度からも見て下さいね。そこまでは…という方もいらっしゃるでしょうけど。

2006/1/11(WED) 01:41
去年から北日本を中心に豪雪の情報が入ってきます。宮崎の冬は北部山沿いを除いて雪が降ることはまれですので(去年ちょっと積もりましたっけ?今年も先日少し…)あまり現実感がないですね。
私は住宅の仕事は宮崎に来てからなので、雪対策の処置というものはしたことがありません。でも北日本の住宅会社の人の話を聞くと大変だなあと感じます。建てる時や建物そのものもそうなのですが、打ち合わせやそれ以前の営業活動からですからね。宮崎の台風は、過ぎてしまえば去年の14号のように大きな被害さえなければ活動再開ができるわけですが、雪の場合は深い地域では春になるまで雪が残りますから大変です。
それにしても今年の雪は半端じゃないですね。これは地球が正常な方向に戻ってきたのか、それとも異常気象なのか、たまたまなのか、どうなのでしょうか?当時者の方々は、そんなことどうでもいいからどうにかしてくれと言いたいでしょうけど。慣れている地方なのにこの被害ですが、結構「過信は禁物」的な事故も多いみたいで、やはり自然をなめてはいけないのですね。
ところで、私がこの仕事をしていて目指すものの一つに、家を建てようとする人が、もっと簡単に安く良質な、そして自分の思い描くようなものを手にすることができる業界にしたい、というものがあります。でも日本の住宅業界の価格が高い原因の一つである「規格の不統一」という部分については「元々の地域性による規格の違い」というものがあるなあ、と今回改めて思いました。北海道の家と沖縄の家、違って当たり前ですよね、歴史を無視したとしても。だからできないということはないでしょうが、大変なことであることは間違いないですね。
うーん、高くもなるよなー。大手のサッシ会社のカタログを見たことがある方は、最初その分厚さに驚かれると思います。それは当然なんです。同じデザインのサッシでも「関東サイズ・関西サイズ・九州サイズ」があるのですから、おまけに「メーターモジュール・尺モジュール」なんて分け方もあります。実際にはそれぞれ全てのサイズの在庫を持っているわけでなく、カット、加工して施工するわけですが、種類によってはそれぞれの生産をしているみたいですから、その在庫ロスを考えての価格設定は…、ね、高くなるでしょ?
あら、雪の話がまた…。降りすぎるとこわいですが程々な雪は幻想的です。寒くてもいいからたまには宮崎でも降って欲しいな。

生命保険

2006/1/16(MON) 00:24
住宅ローンを組む時は必ず生命保険に入らなければいけません。といっても保険料は民間の銀行ローンの場合、ほとんどは全額銀行が負担してくれます。(といっても金利に上乗せされている部分もあるでしょうが)
加入する手続きは借入の契約をする際に「告知書」を添えてするのですが、最近大きな病気をしたか、とか持病を持っているかなどの質問が(当たり前ですが)あります。ここで「あります」ということになると、場合によっては借入ができません。それに虚偽の内容を記入して、もしものことが将来あって発覚までしたら最悪です。
そういう部分で不安を抱える方は、まず保険会社や銀行に相談する前にご相談下さい。といっても内緒に進めましょうというわけではありません。最近は保険会社の調査も厳しくなってきているようですし、私達も加担するリスクを負うわけにいきませんから。ただ、紙切れ1枚の記入の仕方で大きく結果が変わることなので、その程度や内容を非公式に検討することはできます。立場的に銀行などよりリスクレベルが低いですから…。
それからこの保険金がどういう時にどのように支払われるかですが、基本的に、出るのは死亡した場合か高度障害になった場合のみです。最近銀行によっては「がん保険」が付いているものも選択できるところもあるようですが、すみませんまだ詳細把握をしていません。その分の負担(保険料)はあるそうです。
ここで1つのポイントは「所得合算」を夫婦などでした場合の保険の入り方です。そもそも2人とも掛けられるかどうかは保険会社によりますが、要は「奥様などが亡くなった場合」も出るようにするかです。いろいろ選択できますので検討が必要ですね。2馬力で支払っていかなければいかない場合は、大きな問題ですから。
さて、先日福岡での夫に対しての保険金殺人が報道されました。だいたい保険金殺人なんて、あんな高額なの掛けて不自然なのにばれると思わなかったのでしょうか?保険のプロも加わってですから首を傾げます。
さて「亭主元気で留守がいい」とは古いコピーですが、「家残る亭主とローンなくなって」ってのはどうでしょう?不謹慎すぎますね、失礼しました。でもだんなさんが主軸の多くの家庭の主婦にとって、賃貸生活を続けていて主人に万が一のことがあったら…という不安は、あまり表には出てきませんが多くの方が思っているそうですよ。家を建てるということは、奥様にそういう安心を与えることでもあるのです。
さいごに「亡くなり方」ですが、1年経過後の「自殺」は出るそうです(悲惨な話で恐縮ですが)でも奥さんが殺しちゃアウトですからね。当たり前ですが…。ちょっと嫌な終わり方だなあ。

税金

2006/1/23(MON) 14:31
ちょっと風邪でダウンしてまして、間があきました。
それはそうと「家造りの基礎知識」のコーナーを作成中なのですが、税金の事を今やっていまして「あ、そうだった」ということがいくつかありました。
住宅取得を奨励するために、いろいろな税金の軽減措置などがあるのですが、その一部が今年の3月で終わります。いわゆる住宅ローン減税については一昨年だったかな?一応期間と控除率が確定していますが、それ以外の登録免許税などで何項目かあります。まあ今から間に合う話ではないので「今更そんなこと言われてもなー」という感じでしょうが。詳しいことは(多分数日中にUPできるので)コーナーを見て下さいな。
ところで先日、前在籍していた会社の人と会っていろいろ話をしたのですが、仕事の事以外で「競馬」の話がでました。
宮崎は公営ギャンブルは競艇と競輪の場外売り場があるだけでしたっけ?とにかくJRAの育成牧場は市内にありますし、綾に馬事公苑はありますけど「競馬」そのものの施設はないですよね。
ギャンブルなんて全然しない、パチンコだってした事ない、という方には競馬なんて愚の骨頂みたいなものだと思うのですが、ギャンブル性を抜きにしてもなかなか楽しめますよ(馬券を買わなくてもという意味で)
実は私も宮崎に来る前は(来てからもしばらくは)大の競馬ファンでして、好きな馬を追っかけて関西あたりまで観戦しに行ったものでした。
ここから先を書き続けると大変なことになってしまうので我慢します。何を書きたかったかというと、競馬も一定以上の「儲け」があると所得税がかかりますし、そもそも馬券を買って当たったとしても売り上げの15%はJRAに取られ、10%は国庫納付金として取られで、75%を分け合っているわけですから分が悪いですよね、という話でした。それでも楽しめる分宝くじを買うよりいいかなと思いますけど。

企業イメージ

2006/2/1(WED) 04:02
実際にモノを買うとかサービスを利用するとか、どこかの会社に消費者として関わる時、何らかのイメージを持って接することと思います。
大手の会社であれば、TVのCFや雑誌その他のいろいろな媒体から情報が入ってきますし、ライブドアのように、強い個性を持ったオーナーのデモによって比較的短い期間でイメージができてしまうこともあります。
私達のように小規模な事業をしている人間は、少しずつ、反応を伺いながらイメージを作っていくしかないわけですが、大きな、というか資本力のある会社はいろいろなことができてうらやましいですね。
それにしても、それぞれの会社の宣伝部であったりトップの人間であったりの力の違いが、ちょっとしたことで歴然とした差で出てくるものだと感じる昨今です。
例えば何か欠陥商品を販売してしまったりした場合、悪い例はあえて出しませんが、ナショナルの石油ファンヒーターの徹底した欠陥告知などは皆さんご存知だと思います。思い当たることがない人でも知っていると思いますし、欠陥商品を出したのに悪い印象を持たれることも多分ないと思います。精一杯誠意を持って対処しているという感じさえしませんか?
これは下手な広告に勝る究極のPRですね。感心してしまいます。
少し話は変わりますが、住宅会社のコマーシャルではどのCFに好感が持てますか?私は…。すみませんどれも記憶になくてわかりません。松井がミサワホームのに出てたのは見たけれど…。
今の世の中、広告なくして商売はできないともいえるでしょうが、誇大広告とまでいかなくても、実際の本質とは違うイメージを無理やり植えつけようとしている広告がほとんどのような気がします。人でも会社でも「第1印象は重要」といいますが、第1印象に重きを置いてしまうと失敗することも多いのではないでしょうか?というお話でした。

にわとり

2006/2/9(THU) 02:00
おとといくらいでしょうか、車に荷物を取りに家を出ると、小学校2年生くらいの女の子2人連れが話しかけてきました。(知らないおじさんに子供の方から話しかけてくるとは、犯罪に過敏になっているのは大人ばかりなのかな…)などと思いながら聞いてみると、近くににわとりがいて、そのそばに卵が落ちているというのです。
うちの近所はニワトリというか地鶏というか、とにかくうろうろしていて、私的には別に珍しくはないのですが、「来て来て!」と手を引っ張るものですからついていくことにしました。
見ると上の画像のようなコケさんと、近くに卵がありました。「怒らないかなあ…」と心配顔でしたが卵欲しさのほうが勝ったらしく、卵を拾ってその子たち(勿論卵は1個でしたが)にあげると喜んで帰っていきました。コケさんは他人事のように首を前後に動かして、まるでお笑い芸人のようでした。
で、いきなり家造りモードですが、たまーに広めの庭を持つ方が地鶏を放し飼いにしてたりするのを見かけます。卵が目的なのか、ペットなのか、それ以外なのか…それはわかりませんが、他にもメリットがあります。
「虫を食べてくれる」とか「糞で土が肥える」とか多少は「防犯」の役割も果たしてくれるようです。頭は悪そうなので言うことは聞きませんが、挙動を見ているだけでも楽しいですよ。
ただし・・・明け方の騒音は・・・かなり・・・。

とうとう上がる?金利・・・

2006/3/9(THU) 23:16
とうとう日銀が量的緩和の解除を発表しました。
もう少し先送りすると思っていたのですが…。まあ今はこういう発表を受けての経済界の反応は複雑で、現在の景気動向と同じ方向で連動しているとは必ずしも言えないですからね。株価は即全面高という反応でしたが、外資の影響が強い今のマーケットでは、実感としての金融動向はもう少し先にならないとわからないと思います。
そういう意味では、ゼロ金利解除が早くても夏以降という発表も合わせて行ったということがポイントで、急激な変化はないのではないかと考えています。
そうはいっても気になる住宅ローンの金利に、少なからず影響が出ることは必至でしょうから、ニュースの街頭インタビューで皆が答えているほど切迫はしていないものの、できれば早めに動いた方が(建築計画を進めたほうが)いいかもしれないとは思います。
でもねえ・・・まだ景気回復って感じ、しないことないですか?あ、ひょっとして景気回復してないの、ウチだけ???

建てる時期

2006/4/3(MON) 2:43
時期のことは他のコーナーでも取り上げていますが、基本的にはそれぞれベストのタイミングは違うと思います。
家族の事情、仕事の事情、いろいろな要因が絡み合うことですからですが、難しいのは「こういう状況になった時がベスト」と言い切れるものがないということです。
それがわかっていれば、あるいは決めていれば、そういう状況が到来したら計画を進めればいいわけで、物事を計画的に進められるタイプの人、叉は家族は、ある程度はその状況をイメージしているようですね。進学、卒業、転勤、貯金額、賃貸契約更新、というような要素をもとにしていると思います。
ただ、それができたとしても理想的な展開になるとは限りません。いざ進めようとしても、思ったような建築ができるかどうかはある程度取り組んでみないとわかりませんし(という方のためにYume-Houseがあるのですが)いい土地が見つかるかもわかりません。
ですから必要なのは、できるだけ早いうちに「シミュレーション」をしておくことです。
どうするかは当サイトの「基礎知識」あたりを参考にして頂ければと思いますが、とにかく「もし建てるとしたら」ということをできるだけ具体的に考えておけば、足りないものが見えてきますので、時間をかけてそれを準備することができるわけです。
さて、個々のベストタイミングはいいとして、一般的に、今の時期はどうなのでしょうか?
金利的にはもう最低ラインは過ぎ、少しずつ上がるか、しばらく上がったり下がったりの連続か、という感じで、ポイントは長期で組むか短期で組むかという選択ですね。とにかくこの点だけでいえばあせることはないけど、まだ下がるという可能性は低いので、今できるなら今がいい、ということがいえるでしょう。
土地の相場の状況については、概ね下げ止まりという感じではありますが、地域格差が出てきているようですね。要は人気地区とそうでない所の差が大きいということです。つまり、別にそういう所にこだわらないという方は、けっこういい買物ができるタイミングだといえるかもしれません。
あと、建物については少し判断が難しいですが、全体的に活況ではあるようです。ということは人気ビルダーは強気だということです。だから価格が上がっているということは無いと言いたいですが、実際は会社によっては多少・・・。まあ上がるというより「下げない」という言い方の方が合っているでしょうか。
また例年と比較して着工数が多いビルダーは、「質が落ちる危険」が必ず付きまといますので注意が必要です。
いよいよ私達の出番という感じですね!まああせらずじっくりいきましょう

ビフォーアフター

2006/4/4(TUE) 2:43
嫌いなTV番組の一つです。
まあ大人なんだから、いきり立たずに初めからフィクションとしてニヤニヤしながら見ればいいわけなんですけど、ダメなんですよねこの手は・・・。
日本のテレビ局は視聴者をなめてる!と、思ったのはだいぶ前のことで、海外のTVも似たようなもの、特にアメリカのテレビなんて・・・。テレビといえばアメリカという輝かしい時代は昔のことで、今は日本のテレビショッピングのお手本として貢献しているようですね。
まあそれはいいとして、こんなひどいのは日米くらいだろうと思っていました。ところが(といっても以外の国のTVを見たというわけではなくビフォーアフターの話)こんなすごいのがありました。
クリック
こういう部分で嫌いというわけじゃないのですけどね。ギリシャではこれをビフォーアフターと呼ぶのでしょうか?日本では単なる「建替え」ですけど・・・。
私、本当はギリシャの家並みたいなのが好きです。日本でやってもダメですが。

竹島

2006/4/22(SAT) 00:54
韓国との意見の隔たりは埋まらない・・・ってそりゃそうですよね。北方領土にしたってそうですけど、やっぱりおたくの土地でしたねなんて言えるわけないでしょう。そこをどうするかが外交なんだと思いますが、難しい問題であることに違いはありません。漁業関係者その他の損益の問題もあるわけですから。でも、その人達の保障をしてあげるということではだめなんでしょうか。だめなんでしょうね。
まあそんな大きな話は仕方ないとして、土地の境界でもめることは家造りの仕事をしていると日常茶飯事です。特に何十年も前から境界の確定をしていなかったり、隣同士もめ続けていたり。ほんの1cmくらいのことでも大問題になります。
と、こういう話を聞いて「そんなの当たり前だよ」という人と「1cmくらいがたがた言わなくても」という人「相手によるよね」という人がいます。どれが正しいということではありませんが、いろいろな考えがあるから難しいということもあります。
ただ土地の話でいつも思うのは、元々大地主という人はいるわけです。日本のように狭い国はそうでない人がたくさんいるわけですが、不公平ですよね、って子供みたいなこといいますけど、ここは誰の土地っていつの時代に誰が勝手に決めたのでしょう。代々受け継いだって言っても最初はどうだったのでしょう。貧乏人の僻みですけどね。
シミュレーションゲームのように1回リセットして、みんな60坪ずつ分けましょうよ。核ミサイルでリセットはごめんですが。

渋滞

2006/5/9(TUE) 14:57
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は結局遠出はしませんでした。娘と2人で都城に行ったくらいですね。
宮崎に来て15年くらい、今では当たり前で普段感じることはありませんが、宮崎は交通渋滞がほとんどないのがいいですね。大都市よりも車が主体の生活なのに朝のラッシュも大したことないですし、休日の渋滞もせいぜい10号線の住吉周辺と、夕方の南バイパス源藤の交差点あたりであるくらいで、いらいらがつのるほどではありません。
若い頃のように何処に行くのでも飛ばして走り回ることがなくなって、落ちついた運転になったのもあるでしょうが、普段の運転でもストレスを感じることはないですね。東京にいたら違うだろうけどな・・・。
では宮崎に来て1度もイライラ運転がなかったかというと、そうでもありません。何らかの事情で急いでいる時はどうしても・・・。で、どういうときが多かったといえば、やはりお客様との約束や、地鎮祭などのイベント時ですね。
最高にあせったのは忘れもしません、吉村町の田中書店の北あたりに小澤さんってお客様がおられますが、この方の上棟日でした。なんと式の1時間前に、頼んであった御餅屋さんにこれから取りに行くからと電話をしたら、まだできていないばかりか、忘れてた(!)というのです。普通の餅ならどこかで買ってくればいいですが、こんなの在庫でもっているところなんてありません。とりあえず「炊いて」もらうことにして、自分も店に向かいました。着くと、よくこんな時間で炊けたな、と思うくらいの短時間で炊き上がっていて(感心する余裕はありませんでしたが)冷ましている最中でした。今までこの店で見たことがないくらい大勢の人が加勢に来ていて、手分けをして作業(私も当然参加)した結果、電話をしてから1時間半もたたないくらいでできあがりました(紅白で個包装まで)
さあ今度は移動です。猛スピードで最高時速250km(新幹線ひかり号か!)いきおい付きすぎて現場通り過ぎて海に落ちて(オーバーランか!)何かインターネットがブツブツ切れるし(無線ランか!)上棟祝いに(胡蝶ランか!)餅の粉で顔も真っ白に(ドーランか!)もう室町幕府も終わりに(応仁の乱か!)・・・という具合になんとか30分遅れくらいで到着できました。その後の事は全く覚えていません。
急いでいる時は気持ちに余裕がありませんから危ないですよね。事故したらもっと大変なのはわかっているのですが・・・。でもまあ宮崎の「日向時間」ってあまりよくない意味で使われることが多いですが、現代の「時間=お金」という考え方からは反しますけど、ゆとりを持つことは大事ですよね。
ちなみに地鎮祭は「○時〜」というようにきちんと決めます。神官さんの予定もありますし。でも上棟は「△時くらい」というように大体の時間にしておくことが多いです。会社によってはきちっと決めているところもありますが、実際には工事の進み具合によりますので多少前後することは仕方ないんですね。
で、どこの餅屋かって?うーん、憎めない店なんで内緒にしときます。こんな事があってもしっかりお金は取られましたけど。

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